【2022年】いま大ヒットを収めている人気ゲーム
近年、新発売されるゲームが不足しているということはなかなかありませんが、2022年現在最も人気のあるゲームの大半は、実はかなり昔に発売された古い作品であることを知って、大きなショックを受ける人もいるかもしれません。パブリッシャーやデベロッパー、数多くのゲーム分析サイトから提供されたデータをもとに、今回は人気トップゲームをまとめてみました。では早速みていきましょう!
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フォートナイト(Fortnite)
好きか嫌いかに関わらず、Fortniteはこれまで作られた中で最も影響力のあるビデオゲームのひとつであることは否定できません。このバトルロイヤルゲームの開発元であるEpic Games社は、”ライブ”サービススタイルのビデオゲームを成功し維持するために必要な要素を完ぺきに再構築してみせました。実際、Fortniteは常に変化し続ける生命体であり、新しいトレンドの発展とともに、新しい機能やギミックで形を変えていきます。バトルパスというコンテンツがあるため、事実上、毎月新しいゲームが登場するのです。また、バンドや有名人とコラボをすることで、メインストリーム文化に定着させ、トレンドに乗り遅れないようにしています。実際2020年に、トラヴィス・スコットとタッグを組み、期間限定バーチャルライブイベント「Astronomical」を開催した際には、彼の新曲を披露するのを見ようとファンが殺到し、Fortniteの同時プレイ人数が過去最高1,230万人に達しました。
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リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends)
MOBAというジャンルがまだ死んでいない証拠として、DOTA 2が持続的な人気を誇っていますが、League of Legendsの数字はそれを完全に凌駕しているといえます。開発元であるRiot Games社によると、約800万人がLeague of Legendsを毎日プレイしているそうです。これは完全に異常な数値であり、一貫性だけを見れば、この記事のトップに挙げるべきだったかもしれませんが、今回はピーク時の同時プレイ人数を指標にしているので、2番目になりました。またLeague of Legendsは、再び旺盛なeスポーツ部門に支えられるようになっており、オンラインでプロスポーツイベントを観戦する数百万人規模のファン層を維持することができています。実際、League of Legendsワールドチャンピオンシップ2019では、FunPlus PhoenixがG2に勝利した様子を170万人のオンライン観戦者が視聴し、Twitchの同時視聴記録を上回りました。
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クロスファイア(Crossfire)
いまご覧になっている読者の皆さんの大半は、つい最近まで、世界で最も人気のあるビデオゲームCrossfireの名を聞いたことがなかったのではないでしょうか?Counter-StrikeのクローンであるCrossfireは、韓国では野獣の王のような存在で、西洋でもその名を轟かせようとしています。開発元である韓国のSmilegate Entertainment社は、Microsoftとの提携を発表し、2021年に「Crossfire X」という新バージョンをMicrosoftのプラットフォームのみで提供することを明らかにしました。続編が前作と同じ、同時接続統計になるかどうかはわかりませんし、また、次世代のゲームが世界市場でリリースされるのか、それとも欧米市場向けに特別にデザインされたものなのかによっても、大きく変わるでしょう。もしSmilegate Entertainment社が掲げた800万人という継続的なプレイヤー人数を達成することができれば、それに越したことはないでしょうが、この数字は何年も前から誇張されてきたものですので、まだどうなるかは不明ですね。
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ロブロックス(Roblox)
Robloxの人気は2006年の登場以来、特にここ5年間で急上昇しています。2016年には、CEOを務めるDavid Baszuskiが70万人の継続的なプレイヤーを誇り、まもなく100万人の大台に乗るだろうと予測していました。2020年の第7回Bloxy Awardsでは、400万人のプレイヤーがひとつのゲームを同時視聴するという信じられない出来事が起こりました。